宇品東小学校 元宇品探検
2022年11月8日(火)9:30~11:30
宇品東小3年生1~3組 生徒89名 先生4名 ガイド9名
宇品港公園⇒展望台下の浜⇒小径⇒赤とんぼ広場⇒車道⇒展望台⇒学校のコースです。
宇品港公園に集合しました。ガイドの紹介があり,9班に分かれて「元宇品探検」に出発です。
元宇品を海から眺め森の様子を観ます。小径に入ると倒木もあり,探検気分が盛り上がります。
シダの葉を裏返して胞子を観察しました。「わーブツブツが気持ち悪い~」
倒木の裏を覗いていた生徒さんが,キノコ型のキノコを見つけて大喜びでした。小径の中で,男の子がカマキリを捕獲しました。女の子も怖がらず「私にも触らして~」と興味津々です。
小径を登り切り,車道へ出て休憩。ここでメタセコイヤのお話をしました。
生きた化石ですと説明され,「カセキってなんですか~」と返答に窮してしまいました。近くの法面ではツチトリモチを観察しました。
赤とんぼ広場ではヒッツキムシや,ジョロウグモのオスメスを観察しました。アベマキの葉を持ってきて「これ何ですか?」と聞かれました。生徒さんはこの木を(張ってある紙を見て)「カシナガホイホイ」っていう木ですか?と質問します。そこで,アベマキと虫たちの関わりについてお話ししました。
ツブラジイの殻斗を見つけて これですか?と喜んでは他の友達と競って見せにきます。
森の感想を尋ねると,
「大きな木が沢山見れたし色々な種類があるんだなぁと思った。虫も木も共に生きていこうと工夫しているのが凄いと思った。森の自然が素晴らしいと思った。」など多くの素晴らしい感想が聞かれました。
最初は森の中が怖いと言っていましたが、展望台に帰ってきたら、もう一回行きたいと言ってくれました。 もうここで終わり ? 楽しかった! と最後は嬉しい言葉でした。
アース・ミュージアム元宇品 自然観察ガイドの会
坂谷 晃