2023年9月5日 / 最終更新日時 : 2023年9月5日 sanpo-motoujina コラム 宇品島の歳時記【晩夏のクスノキ】 8月末,暑さが厳しい日中に自宅から海を眺めていると,消防艇が元気よく放水しています。「何をしているのかな?」と疑問に思っていると,しばらくして大きな客船が入港して来ました。来広歓迎の放水だったのですね。 […]
2023年5月15日 / 最終更新日時 : 2023年5月20日 sanpo-motoujina コラム 宇品山・樹木名板の謎 私が元宇品に通うようになった平成の始めの頃、この森は原生林と呼ばれていました。原生林とは、過去に大きな災害や、伐採などの人の手が加わったことのない自然のままの森林のことを言います。「元宇品には原生林がある」…大変魅力的な […]
2023年2月25日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina コラム 住𠮷神社と常夜灯 住𠮷神社と常夜灯宇品島では元禄(1700年頃)の頃より海上流通の業に本格的に取り組むようになってから,島の長老の間に住吉さんをお祀りしようとの話が持ち上がりました。それぞれ分に応じて浄財を寄進して享保2(1717)年に住 […]
2023年2月5日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina WEST COAST HISTORY WEST COAST HISTORY 【マリンパーク宇品天然水族館 】 昭和20年,戦後になって別世界海水浴場は一般に開放され海水浴場としてにぎわいます。似島の実業家浜本乙松氏は軍関係の仕事により宮島や宇品島に土地を所有します。大変ユニークな性格で「必ず日本は裕福になる」「楽しい事はもうかる […]
2022年12月19日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina WEST COAST HISTORY WEST COAST HISTORY 【大本営陸軍第二通信隊通信所】 昭和16年日本が米英に宣戦布告して宇品島は基地要塞化が進みます。山の上には高射砲陣地が構築され,大戦中は島内いたるところが一般人の立ち入り禁止区域になります。 別世界と呼ばれた島西部の海水浴場周辺は大戦末期には地下壕が掘 […]
2022年12月10日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina コラム 嚴島神社の大鳥居と宇品島の楠 嚴島神社の大鳥居は1875年の建立から140年以上が経過し、損傷や老朽化が進んでいるため「令和の大改修」に着手しました。2019年6月から修復作業のため足場に覆われていましたが、改修工事は2022年末までに […]
2022年10月15日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina WEST COAST HISTORY WEST COAST HISTORY 【昭和産業博覧会】 明治27年の日清戦争から大正7年に第一次世界大戦が終了するまで,戦時海運の最先端を進んでいた宇品地区は戦争バブルのため大盛況だったと思われます。まだまだ景気の良かった大正11年頃から宇品別世界は建設が始まります。&nbs […]
2022年10月5日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina WEST COAST HISTORY WEST COAST HISTORY 【宇品別世界】 宇品島は,私が物心が付いた昭和40年代になっても「元宇品」ではなく,「向宇品」と呼称する人が大半でした。同じように島の西海岸は「別世界」と呼ばれていました。 「別世界」って何だろうと長く不思議に思っていました […]
2022年7月15日 / 最終更新日時 : 2023年3月14日 sanpo-motoujina WEST COAST HISTORY WEST COAST HISTORY【服部長七】 広島は広島藩の城下町として栄え,明治初期には国内7番目の人口8万を有する都市に発展していました。近代から都市の発展には海上流通の充実は不可欠なものとなっており,明治期に入ると船舶規模は大きくなり大型帆船や汽船での大量輸送 […]
2022年5月30日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina アーティスティック宇品島 アーティスティック宇品島【日露戦争】 vol2 明治37年,桜の散り終えた4月下旬に日露戦争のため日本は第二軍を派遣します。 この派遣に森鴎外こと森林太郎は第二軍の軍医部長として出征します。また後に自然主義派の文豪となる田山花袋も,写真班の従軍記者として、 […]