2022年12月19日 / 最終更新日時 : 2023年1月24日 sanpo-motoujina コラム WEST COAST HISTORY 【大本営陸軍第二通信隊通信所】 昭和16年日本が米英に宣戦布告して宇品島は基地要塞化が進みます。山の上には高射砲陣地が構築され,大戦中は島内いたるところが一般人の立ち入り禁止区域になります。 別世界と呼ばれた島西部の海水浴場周辺は大戦末期には地下壕が掘 […]
2022年12月10日 / 最終更新日時 : 2022年12月18日 sanpo-motoujina コラム 嚴島神社の大鳥居と宇品島の楠 嚴島神社の大鳥居は1875年の建立から140年以上が経過し、損傷や老朽化が進んでいるため「令和の大改修」に着手しました。2019年6月から修復作業のため足場に覆われていましたが、改修工事は2022年末までに […]
2022年10月15日 / 最終更新日時 : 2022年11月26日 sanpo-motoujina コラム WEST COAST HISTORY 【昭和産業博覧会】 明治27年の日清戦争から大正7年に第一次世界大戦が終了するまで,戦時海運の最先端を進んでいた宇品地区は戦争バブルのため大盛況だったと思われます。まだまだ景気の良かった大正11年頃から宇品別世界は建設が始まります。&nbs […]
2022年10月5日 / 最終更新日時 : 2023年1月25日 sanpo-motoujina コラム WEST COAST HISTORY 【宇品別世界】 宇品島は,私が物心が付いた昭和40年代になっても「元宇品」ではなく,「向宇品」と呼称する人が大半でした。同じように島の西海岸は「別世界」と呼ばれていました。 「別世界」って何だろうと長く不思議に思っていました […]
2022年7月15日 / 最終更新日時 : 2022年11月26日 sanpo-motoujina コラム WEST COAST HISTORY【服部長七】 広島は広島藩の城下町として栄え,明治初期には国内7番目の人口8万を有する都市に発展していました。近代から都市の発展には海上流通の充実は不可欠なものとなっており,明治期に入ると船舶規模は大きくなり大型帆船や汽船での大量輸送 […]
2022年4月15日 / 最終更新日時 : 2022年11月26日 sanpo-motoujina コラム アーティスティック宇品島【日露戦争】 vol2 明治37年,桜の散り終えた4月下旬に日露戦争のため日本は第二軍を派遣します。 この派遣に森鴎外こと森林太郎は第二軍の軍医部長として出征します。また後に自然主義派の文豪となる田山花袋も,写真班の従軍記者として、 […]
2022年4月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月26日 sanpo-motoujina コラム アーティスティック宇品島【日露戦争】 vol1 ロシアがウクライナに侵攻し,悲惨な戦いが行われています。 日本も1904年(明治37年)2月から1905年(明治38年)9月にかけてロシアが清国,大韓帝国に侵攻した際,ロシアと戦争しました。いわゆる「日露戦争 […]
2022年2月25日 / 最終更新日時 : 2022年11月26日 sanpo-motoujina コラム 暁橋のおはなし 1 宇品築港(明治22年まで) 暁橋の架かるこの海域は以前は小深湊と呼ばれる良港でした。宇品島周囲が平均3.4mの深さしかないことに比べこの海域は6mの水深がありました。 このため,築港の際に接岸 […]
2021年9月30日 / 最終更新日時 : 2022年11月26日 sanpo-motoujina コラム 木斛一本,指一本 モッコク(木斛)は庭木の王様と呼ばれているように,風格のある樹形に育ち,花が咲き,つやつやした美しい葉が好まれます。このモッコクにまつわる山を大切にしてきたお話を紹介します。 明治30年代のことですが,日清戦 […]
2021年8月5日 / 最終更新日時 : 2022年11月26日 sanpo-motoujina コラム アーティスティック宇品島【氏名帰帆】 文芸,美術,音楽,映画などの芸術に表された宇品島(元宇品)のようすについて紹介する「アーティスティック宇品島」第2回は前回同様,江戸時代前期の儒学者林鵞峰 による漢詩「氏名帰帆」(うじなきはん)です。丈山の時と同様に秋田 […]