活動報告 依頼ガイド 広島市立宇品小学校 海辺の生き物観察会

2024年6月19日(水)12:30~14:30   4年生185名 先生13名、ガイド6名

お天気を心配していましたが、晴天で乾いた風が心地よい元宇品です。今日は楽しみにしていた海の生き物観察です。午前中は元宇品小学校を訪問・交流・昼食を済ませた後、海沿いの遊歩道を歩いて灯台の下の浜に到着しました。生徒さんの表情と元気のよい挨拶でワクワク感が伝わって来ました。

「岩はひっくり返して観察した後は生き物のために元に戻しましょう。」「転ぶとカキやフジツボでケガをしますから岩場では走らないようにしましょう」観察の注意の後、日なたは暑いので熱中症にも気を付けます。

長袖、長ズボンで安全対策、タブレットも準備してさあ観察です。

グループで相談中…何か採れたのかな。

あちらこちらのヨロイイソギンチャク、干上がった磯ではゴマ大福のようです。

きれいなヒザラガイがいました。

マダラウミウシを採集、オレンジ色のからだに黒い斑紋があります。右上の花のようなものが鰓(エラ)です。ウミウシは目に見える貝殻はありませんが、巻貝の仲間です。ウミウシは雌雄同体で、一匹のウミウシがオスとメス両方の生殖器官を持っています。

潮だまりで小さな魚を沢山捕らえました。アゴハゼの幼魚かなぁ~

沖を船が通ると大きな波が打ち寄せます。波を警戒する子ども達…こんな経験も貴重ですよね…。

梅雨入り間近の野外観察会、灯台が宇品小の子ども達の活動を見守っていました。

アース・ミュージアム元宇品 自然観察ガイドの会

副代表  畑 久美