野原での草遊び【ヤハズソウ】 

 9月の元宇品,赤とんぼ広場にはヤハズソウの薄紫色した花が可愛く咲いていました。 

花は葉の付け根に1,2個観られます。 

後に,種子が1個だけ入った4mmくらいの豆果ができますが,熟しても割れません。 

葉は,3つの小葉からなる複葉で,長楕円形の小葉には,V字型に並んだ側脈が目立ちます。小葉の両端を持ち,先を引っ張ると葉脈に沿ってV字型にちぎれます。 

この形が矢の上端に弦をかける矢筈(やはず)の形に似ることからこの名前が付けられたと言われています。 

この時期,小学校の観察会では児童の皆さんに,この草遊びを体験してもらいます。皆,とても真剣です。うまくちぎれない友だちがいると,お互いが教え合っていました。私はその様子がとても楽しそうなのでいつも感動します。 

元宇品をお散歩する時には,赤とんぼ広場で見つけてちぎってみましょう! 

アース・ミュージアム元宇品 自然観察ガイドの会 
和子