宇品小学校 秋の森の観察

2022年10月26日(水)9:30~11:30
宇品小4年生1~3組 ガイド8名
2022年10月28日(金)9:30~11:30
宇品小4年生4~6組 ガイド8名
展望台下の浜⇒小径⇒⇒赤とんぼ広場⇒車道⇒展望台⇒学校のコースです。

秋晴れの気持ちの良いお天気です。広島市立宇品小学校4年生の秋の森の観察を二日にかけて実施しました。

海岸で集合した後,担当ガイドの紹介があり,「元宇品の森を歩こう」観察ビンゴを準備していよいよ森の中に入ります。
「アスレチックみたいでワクワクするね~」
の声があがり,スタートから子どもたちの盛り上がりが感じられます。

小径を進むとジョロウグモを発見,さっそく写真に収めます。
「大きいクモじゃね。」と驚いていました。
コアストーンが観られる谷では木々の間からエメラルドグリーンぽい海が見えて感動しました。

赤とんぼ広場へ上る法面のクロキの側にツチトリモチを発見しました。
「赤いキノコみたいじゃ」「食べられるんかね」「絶滅危惧種なんでしょ」などメモに大忙しでした。

赤とんぼ広場ではヒッツキムシを体験したり,アベマキのようすを観察しました。クスノキの下では落ち葉を揉んで,香りを確認してみました。

「うぇ~っ」と嫌がる子や「この香りスッキリするので気に入った。」と喜ぶ男の子もいました。

車道ではメタセコイヤを観察したり,落ちているドングリも観察しました。

展望台でツブラジイの実が食べられると知るや競って探し,まだはじける前の実を見つけては「それは食べられないわよ」と聞いてがっかりしながらも大事に持って帰ってました。

観る・聴く・嗅ぐ・味わう・触ってみる,五感を駆使して元宇品の自然を感じた観察会でした。

アース・ミュージアム元宇品 自然観察ガイドの会
坂谷晃