令和4年11月の地球さんぽ【めずらしい植物】

2022年11月27日(日)10:00~12:00 ゲスト29名、ガイド9名サポート4名  
元宇品港公園→中の谷→赤とんぼ広場→小径→杉の谷→海岸遊歩道→プリンスホテル
今回の『地球さんぽ』は「めずらしい植物」というテーマで実施されました。

11月末ですが、天候に恵まれ気持ちの良いお散歩でした。
満潮と重なり、海岸遊歩道を波に注意しながら移動しました。

出発前に今回の観察対象の説明、用意したムクの実を試食して興味津々です。足取りも軽く楽しいお喋りをしながらルートを進みました。

赤とんぼ広場ではビナンカズラの実も観られました。

ビナンカズラ

キッズたちは準備した「ひっつきむし捕獲の釣り竿」を持って色々な種類のひっつきむしを採集して喜んでいました。

ヒッツキムシ釣り

森の中の観察にも意欲的でたくさんの発見がありました。小径では久しぶりにカクレミノの五枚葉を発見,元宇品でしか観られない貴重な植物も観察できました。

カクレミノ

キッズたちは海岸に出て松葉の説明の後、松葉をひっかけて遊ぶ「松葉すもう」で盛り上がりました。
トベラの実がはじけて,ネバネバしています。鳥が好んで啄み,種が運ばれます。ハゼの実がたわわに生っています。

ノジギクが満開で海岸のあちらこちらで観察できました。毎年のように咲くシマカンギクも見つかりました。

ノジギク
シマカンギク


ムクノキやエノキのようすも対比しながら観察しました。大変熱心に説明を聞いていただきましたので、植物の作りや見分け方など細かい内容もお話もさせていただきました。

ムクノキ
エノキ

アース・ミュージアム元宇品 自然観察ガイドの会
副代表 畑 久美