若葉は赤で身を守る

「わーきれいな赤ね」と観察会の下見の時のスタッフの声に,赤いカナメモチの葉にみんな寄って見入っていました。4月の下見は,私にとっては,若葉の柔らかい赤が印象に残る一日です。

カナメモチ

タブノキの新芽は今にもほころびそうに顔を出したり、出しかけたりとお日様に向かって、首を伸ばしているようです。

タブノキ

クスノキの赤茶がかった若葉は手に触れると、成長した葉とは比べ物にならないくらい柔らかで、そっとさわらないと傷つけそうです。

クスノキ

アラカシの若葉は葉を垂れて,優しく風に揺れています。春の光を感じて,一斉にいろんな植物が私たちに微笑んで知らせてくれます。

アラカシ

木々の芽吹く春の観察会は、いつもと違った雰囲気を感じ,植物に元気をもらいます。

若葉の赤の色素のアントシアニンは植物にとっては、強い紫外線や害虫からわが身を守る対処法ですが,私にとっては植物の成長するエネルギーを感じる優しいアピールに見えます。

アース・ミュージアム元宇品 自然観察ガイドの会

森山直美

前の記事

キツネの小判

次の記事

いいもの みっけ