令和5年2月の地球さんぽ【元宇品の歴史】
2023年2月26日10:00〜12:00 ゲスト75名ガイド13名
元宇品港公園→住吉神社→観音寺→高射砲陣地跡→宇品灯台
今回の地球さんぽは「元宇品の歴史」をテーマで実施しました。
お天気にも恵まれ,中國新聞のイベント開催記事の掲載もあったためか多くの方の参加がありました。
15人づつ5グループに別れ、コースを回りました。
先ずは宇品島の成り立ちや歴史の説明です。
おさんぽにはガイド地図を携行していただきました。QRコードで詳しい解説をご覧いただけます。
宇品島の始まり
宇品島は島であること
明治後期までは安芸郡仁保嶋村であったこと
阪本宗味によって開発されていった島であること
島は海上流通の仕事によって成り立っていたこと
をお話ししました。
海地蔵
次に少し移動し今も公園にある通称海地蔵のお話をパネルの写真を見ながらお話ししました。
この日は昔の島の海岸線に沿って歩くことにしました。
道路わきの水路を覗いて,石垣の積み方の違いを確認しながら住吉神社へと向かいます。
住吉神社
神社では石灯篭を見ていただきました。もともとは神社の上の法面に設置されていたようです。
道路と海岸が設置する唯一の場所でした。
観音寺
観音寺の椿は今年はまだ蕾でしたね。なかには開きかけの花もありました。
稜線の道路を歩き,昔の軍道を見ながら進みます。
赤とんぼ広場では高射砲陣地の遺構を見て歩きました。
見学後には灯台の一般開放もあり,希望者は灯台へ向かいそこで解散となりました。
好天に恵まれ,元宇品の歴史を堪能していただいたのではないでしょうか
アース・ミュージアム元宇品 自然観察ガイドの会
坂谷 晃