総合学習 元宇品海岸・生きもの観察
2022年5月25日(水)9:30~11:30
広島市立宇品小学校の「総合学習 元宇品海岸・生きもの観察」をお手伝いしました。
宇品小4年生 6クラス ガイド7名
空は快晴、お天気に恵まれ気持ちの良い元宇品の海岸です。今日は宇品小4年生6クラスの生徒さんが、磯や砂浜で生きもの観察をしました。
汐は長潮で干潮は12:38、生徒さん達は9時30分に元気いっぱいで現地に到着し観察の準備をしました。
ガイド紹介の後、危険防止や観察の方法やマナーなどの説明。「皆さんはフナムシの脚の数が何本か知っていますか?」「6本!」「8本!」「10本!」「20本!」と声があがります。1番多かったのが、12本説・・・観察をして最後に答えを出すことになりました。
汐の引きはあまり良くなかったものの、生徒さん達の「観察眼」は素晴らしく、体長5㎜のワレカラや小さなヨコエビを探し出したり、岩の隙間のタテジマイソギンチャクの触手を見つけたりしました。透明容器に海水を入れて、生き物を泳がせて観察すると小さな水族館のようで歓声があがりました。
バケツを覗くと大きなイソガニが…捕らえた生徒さんはきっと頑張ったことでしょう。小さなカラマツガイがカタツムリのように肺で呼吸すると聞き、驚いた生徒さんもいました。
今日の海辺で出会った生きものの中から、興味を持ったものを選んでさらに学習を進めるそうです。新型コロナも3年目、我慢の多い学校生活ですが、今日は楽しい校外学習になったことでしょう。さて、フナムシの脚の数は・・・。
アース・ミュージアム元宇品 自然観察ガイドの会
副代表 畑 久美