宇品東小学校 元宇品自然探検
令和3年9月24日金曜日 9:15~11:15
広島市立宇品東小学校校外学習,「元宇品自然探検」のお手伝いをしました。
3年生3クラスを8班に分け,宇品みなと公園⇒暁橋⇒展望台入口⇒小径⇒赤とんぼ広場⇒車道⇒灯台⇒鉢ヶ谷の浜⇒学校へ帰るコースを 探検 しました。
スタートには暁橋を渡りながら,宇品島と宇品の町の歴史のお話。
3年生は社会科で前期は地域の地理,後期になって地域の歴史の学習が行われるようです。
「あかつき橋」のルーツは宇品築港の「千田貞暁」の暁というのはタイムリーなお話になったかな?
海岸道路の入口では生き物を多く観察しました。クモやガがたくさん観られたね。
最初は「クモ―嫌い,虫嫌い」とか言っていたのに,観察が始まると真剣に観ていました。
海岸での休憩では,がけ崩れ跡を観察して森の再生について学習しました。
今年ついにエノキが生えてきていましたね。宇品東小学校でも平和教育でおなじみの木です。
キノコで最初に登場したカワラタケ
「かたいねー」と思ったより硬くて驚きました。
観察ビンゴに書いてあったため「バンコンってなんですか?」と興味津々でした。
エノキ,モチノキ,クスと小径の樹木を観て「大きい」との印象。
触れないでねって言っても,ついつい摘まんでしまうエリマキツチグリ。
「押すと煙が出るんですよね」と詳しいお友達もいました。
赤とんぼ広場ではジョロウグモ,ヒッツキムシ,バッタを観察して,草遊びにヤハズソウをちぎってみました。
「できん~」と難しそうでしたが,教え方が悪かったのかな?
ガイドのお話を真剣に聴いてくれました。
灯台と大クスノキを見学して鉢ヶ谷を下って,海岸に向かいます。
「水には入らないように」って言われても入っちゃうよね。
浜辺で探検は最高潮に達しました。
貝殻も拾って,珍しいカニも観察できました。
どの班も真剣にビンゴゲームにチャレンジできていました。
いつもはたくさんいるカラスをほとんど目にすることがなかったね。海岸で一羽飛んでいたけど,見えたかな?
みんな本当に楽しそうに参加してくれて良い体験ができたと思います。covid-19が落ち着いたら,ご家族みんなでまた元宇品を探検してくださいね。
アース・ミュージアム元宇品 自然観察ガイドの会
坂谷晃