2021年10月15日 / 最終更新日時 : 2021年10月15日 sanpo-motoujina コラム 元宇品で「弱肉強食の世界」を目の当たりに! 元宇品は、江戸時代までは広島沖の完全な「小島」でしたが、明治になって海の埋め立てが進み、曉橋で結ばれ陸繋島となりました。江戸・明治から大正、昭和と戦争を始めいろいろありましたが、戦後は瀬戸内海国立公園の特別地域に指定され […]
2021年10月10日 / 最終更新日時 : 2021年10月10日 sanpo-motoujina コラム 謡曲「定家」広島弁訳 二人の旅する坊さんが,京都に到着したんじゃけど,千本のあたりで時雨に遭(おお)てしまう。頃は十月十日過ぎ,冬枯れのなかに残った紅葉が色鮮やかな夕暮時じゃった。 坊「困ったことに時雨じゃあや。由緒ありげなあの亭 […]
2021年10月5日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 sanpo-motoujina コラム 海辺の生き物【ツノナガコブシ】 宇品東小3年生の元宇品自然観察が2021年9月24日に行われました。森の小径から車道を通り宇品灯台から海岸に降りてきました。 生徒さんが並んだのは海岸遊歩道、波打ち際からは随分離れています。ふと足元の貝殻が積もったあたり […]
2021年10月5日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 sanpo-motoujina コラム 元宇品のセトウチマイマイ 雨上がりに元宇品を歩くと、一心不乱にキノコを食べているマイマイ(カタツムリ)を見つけました。セトウチマイマイです。森の樹の上で暮らしますが、この日は地表でキノコを見つけたようです。九州東部、中国、四国地方の固有種で、名前 […]
2021年9月30日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina コラム 木斛一本,指一本 モッコク(木斛)は庭木の王様と呼ばれているように,風格のある樹形に育ち,花が咲き,つやつやした美しい葉が好まれます。このモッコクにまつわる山を大切にしてきたお話を紹介します。 明治30年代のことですが,日清戦 […]
2021年9月25日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 sanpo-motoujina コラム マンジュシャカ 9月下旬になると,元宇品では紅い可憐な花が山の斜面や原っぱなどで見られます。私は秋の彼岸に咲く花として「ヒガンバナ」と呼んで親しみを感じてきました。 阿木陽子さん作詞の歌を歌手の山口百恵さんがマンジュシャカ […]
2021年9月20日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 sanpo-motoujina コラム エリマキツチグリとの出会い 先日アース・ミュージアム元宇品のガイドメンバーに元宇品の山中の道路の斜面にツチグリが見えますよ、と教えて頂きました。ホームページの『星形の湿度計』というコラムを読んで、ツチグリが星形になったところを是非見てみたいと思った […]
2021年9月15日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 sanpo-motoujina コラム カベチョロ 元宇品海岸の岩の隙間に卵がありました。 こんな隙間に生むのは、あいつしかいない。そう、ヤモリです。 そして、近くには生きたヤモリがいましたよ。 通称”壁チョロ”。 夜になると灯りに来 […]
2021年9月10日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina コラム 山方出張所 水軍,商業の町であった近江坂本で育った阪本宗味は宇品島に移住後は島民とともに海上流通業(廻船業)に乗り出します。 そして,1672年西回りの航路が整備されて以後,元禄(1700年)の頃には,全島民あげて […]
2021年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 sanpo-motoujina コラム 野原での草遊び【ヤハズソウ】 9月の元宇品,赤とんぼ広場にはヤハズソウの薄紫色した花が可愛く咲いていました。 花は葉の付け根に1,2個観られます。 後に,種子が1個だけ入った4mmくらいの豆果ができますが,熟しても割れません。 葉は […]