2022年9月18日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 sanpo-motoujina コラム 宇品島の歳時記(白露) こよみ便覧(べんらん)では 「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也 」 白露とは夜中に大気が冷え,草花や木に朝露が宿りはじめる頃。 降りた露は陽の光を反射 […]
2022年9月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 sanpo-motoujina コラム 宇品島の歳時記(処暑) こよみ便覧(べんらん)では 「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」 処暑とは厳しい暑さが峠を越して後退していく頃です。朝夕には涼しい風が吹き,心地よい虫の声が聞こえてきます。暑 […]
2022年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年9月10日 sanpo-motoujina コラム カクベンケイガニは狩りをするか 8月になったばかりの元宇品、今日は西海岸を南に歩きながら草むらを丁寧に観察していきます。 灯台の下をまわったところで真夏の太陽はゆっくりと沈み、日中の焼けるような暑さが大分緩んだように思われました。「海岸線の観察は半日で […]
2022年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年8月30日 sanpo-motoujina コラム 幸せを呼ぶ青い蜂【ルリモンハナバチ】との出会い 7月最後の日曜日、野外観察にはちょっとした勇気が必要なほど暑い日でした。でも今は昆虫やクモが大きく成長する時期ですから見ておかなくては…と塩飴と大きなお茶のペットボトルをリュックに入れ島にやって来たのです。 花壇や畑、植 […]
2022年8月25日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 sanpo-motoujina コラム 宇品島の歳時記(立秋) こよみ便覧(べんらん)では 「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」 毎日暑い日が続きますが,立秋から季節のあいさつも残暑見舞いに変わります。お盆明けには秋の気配が感じられます。 涼風至 (すずかぜ いた […]
2022年8月20日 / 最終更新日時 : 2022年8月20日 sanpo-motoujina コラム クスノキの葉ってどんなん? 広島市内の街路樹や神社・公園・学校・病院にはクスノキの植樹を多く見かけます。これはクスノキが「広島市の木」という理由もありますが,クスの葉が分厚く,多く茂るため防音効果があるのが理由だとも言われています。 元 […]
2022年8月15日 / 最終更新日時 : 2022年8月23日 sanpo-motoujina コラム こんなところに何故雌花 コジイの木との出会いは,私がアースミュージアム元宇品の研修中だった初めての野外観察の時でした。 山の上でモコモコとした大きな木が,黄色の花を咲かせて何とも言えない独特の匂いを辺り全体にまき散らしていました。& […]
2022年8月10日 / 最終更新日時 : 2022年8月10日 sanpo-motoujina コラム オオゲジさん、こんにちは。 注)このコラムには大きなゲジゲジの写真が登場しますのでご留意ください。 鳥の声に思わず足を止めました。元宇品の初夏です。 元宇品の常緑照葉樹の森は真冬でも緑色を失うことはありません。しかし、お天気の良い初夏の森はきらきら […]
2022年8月5日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 sanpo-motoujina コラム 宇品島の歳時記(大暑) こよみ便覧(べんらん)では 「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」 快晴が続き、気温が上がり続ける頃 。 土用(どよう)とは五行に由来する暦の雑節で,立秋の直前約18日間あり,大暑の数日前から始まり大暑の間 […]
2022年7月30日 / 最終更新日時 : 2022年7月30日 sanpo-motoujina コラム 夏に咲く花【ムクゲ・フヨウ】 広島では被爆した8月に咲く夏の花として,キョウチクトウを挙げる人が多くいます。元宇品では,サッカー場「ピボックス」の西側山沿いに多くのキョウチクトウが植えられて,夏になると赤い花を咲かせていました。現在は刈り取られ荒れた […]