2021年5月15日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 sanpo-motoujina コラム 海辺の生き物【ワレカラのお母さん】 打ち上げられた海藻をさわっていると、突然短い糸くずが起き上がって見えることがあります。ワレカラです。『枕草子』の一節に「虫は鈴虫。ひぐらし。蝶。松虫。きりぎりす。はたおり。われから。ひを虫。螢。」とあります。平安の昔より […]
2021年5月10日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina コラム 補陀落山 観音寺 1185(文治元)年 源範頼が平家討伐で西下の途中金仏を見失う 水場の谷に本尊十一面観音菩薩を祀る。 1604(慶長9年) 阪本宗味が観音堂を建立 1708(宝永5)年 本堂棟上げ 1813(文 […]
2021年5月5日 / 最終更新日時 : 2021年5月18日 sanpo-motoujina コラム 森の中で深呼吸しよう 森の中は空気がきれいでとても静かです。 日常の生活で蓄積されたストレスはこのような美しい森の中で解消されます。 落ち葉を踏みしめ,土の上を歩きましょう。 人間に備わっている五感「見る」「聴く」「嗅ぐ」「触る」「味わう」を […]
2021年4月30日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 sanpo-motoujina コラム 道草の思い出 子ども時代,お母さんに叱られたことはありませんか? 「こんなに遅くまで、どこで道草食ってたの!」 団塊の世代のわたしの年代で,田舎に住んでいた子どもたちは,ほんとうに「道草」を食べていました。&nbs […]
2021年4月25日 / 最終更新日時 : 2023年2月21日 sanpo-motoujina コラム ♬ ぼくらはみんな生きている ❶ ♬ - ゾウムシの話 - 木々の新緑がいっそう鮮やかになる5月,ムシたちも本格的に動き始めました。やわらかな新芽や若葉はムシたちのおいしいごちそうに,また,産卵し幼虫が育つ快適な場所にもなります。ルーペやカメラを持って,ムシ […]
2021年4月20日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina コラム 狗賓(ぐひん)さん 狗賓は天狗の一種とされ,一般的に犬の顔を持つと伝えられています。山神の使者とも言われ,人間に対して山への畏怖感を与えることがその存在の目的だと考えられています。古くから宇品島には「狗賓さん」がいると伝えられ,この島で起こ […]
2021年4月15日 / 最終更新日時 : 2021年6月21日 sanpo-motoujina コラム 若葉は赤で身を守る 「わーきれいな赤ね」と観察会の下見の時のスタッフの声に,赤いカナメモチの葉にみんな寄って見入っていました。4月の下見は,私にとっては,若葉の柔らかい赤が印象に残る一日です。 タブノキの新芽は今にもほころびそうに顔を出した […]
2021年4月10日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 sanpo-motoujina コラム 海辺の生き物【プロポーズ大作戦】 元宇品の海辺の小さな生活者、ヨコエビさん。春になって恋の季節がやって来ました。 流れ着いた海藻の塊をバサバサ振るとヨコエビがこぼれ落ちます。薄く海水を入れたお皿にヨコエビを入れてみました。すると…大きな咬脚(こうきゃ […]
2021年4月5日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 sanpo-motoujina コラム 元宇品の思い出 1950年代,小学生だった私は宇品の千暁寺の近くに住んでいました。元宇品はまだ遠い存在で,その頃はまだ向宇品と呼ばれていました。昼間も暗く少し怖い場所だったのですが,同級生が元宇品に生えている細い竹とひごで杉鉄砲を作り, […]
2021年3月30日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina コラム 海地蔵と華厳碑 江戸時代の元宇品の町並みは東海岸からはるかに海田湾,仁保の漁村を望むことのできる湾曲した砂浜の入り江でした。海辺に一筋道(現在の元宇品郵便局から住吉神社を経て元宇品港公園へ至る通り)が通り,そこから山に向かって段々に住宅 […]