2022年11月20日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 sanpo-motoujina コラム 宇品島の歳時記【霜月 ドングリ】 霜月も中旬を迎えるとハゼノキが美しく紅葉します。 この時期に宇品島の森を歩くと道端には落下したドングリを見かけます。ドングリとはブナ科の植物になる果実の俗称です。 最も多いのはアラカシの実(堅果) […]
2022年11月15日 / 最終更新日時 : 2022年11月15日 sanpo-motoujina コラム 変形菌事始め 其の2 はぁ~、これは一から勉強だ…。私の「変形菌事始め」の日々が始まりました。 『粘菌』は『変形菌』とも呼ばれ単細胞生物で、昔は植物やキノコ(菌類)の仲間と考えられていました。19世紀中頃に、その生態が動物的であることが分かり […]
2022年11月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 sanpo-motoujina コラム 宇品島の歳時記【霜月 フジバカマとアサギマダラ】 霜月を迎え,山や公園の木々も一気に色づきました。 元宇品へのアサギマダラの来訪は歳時記(寒露)で既にお知らせしましたが、 小春日和が続いたためでしょうか,連日フジバカマに多くの蝶が蜜を求めて集まって […]
2022年11月5日 / 最終更新日時 : 2022年11月5日 sanpo-motoujina コラム 変形菌事始め 其の1 9月の最初の日曜日、台風11号が最接近する前に、元宇品を見ておこうと出かけてきました。空は青く夏の名残りを感じながら森へ向かいます。林縁のあちらこちらで、オスのジョロウグモが自分の網を捨てメスの網を訪問していました。この […]
2022年10月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月30日 sanpo-motoujina コラム 小さな迷子の訪問者【オオキンカメムシ】 10月の16日は宇品神田神社の秋祭りでした。朝から太鼓の音が聞こえています。 自宅前の通りをお神輿が通るのかな,とベランダに出てみました。そのついでにベランダの花木に水やりを始めてふと見ると,「幸福の木」(ド […]
2022年10月25日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 sanpo-motoujina コラム 宇品島の歳時記(寒露) こよみ便覧(べんらん)では 「陰寒の気に合って露結び凝らんとすれば也 」 寒露(かんろ)とは,夜が長くなり、露がつめたく感じられる頃。朝晩の冷え込みはきつくなりますが,空気が澄んだ秋晴 […]
2022年10月16日 / 最終更新日時 : 2022年12月1日 sanpo-motoujina コラム 南島原だより8【ニシキ コニシキ オオニシキ】 始まりは「よく見るあの雑草は何?」でした。それは『シマニシキソウ』といい、道端に健気に生えているコニシキソウの仲間でした。彼らは環境に合わせ姿を変えます。地を這ったり斜立したり一抱えありそうな株にもなるし紅葉もする。いや […]
2022年10月15日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina WEST COAST HISTORY WEST COAST HISTORY 【昭和産業博覧会】 明治27年の日清戦争から大正7年に第一次世界大戦が終了するまで,戦時海運の最先端を進んでいた宇品地区は戦争バブルのため大盛況だったと思われます。まだまだ景気の良かった大正11年頃から宇品別世界は建設が始まります。&nbs […]
2022年10月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 sanpo-motoujina コラム 宇品島の歳時記(秋分) こよみ便覧(べんらん)では 「陰陽の中分なれば也」 春分と同様に秋分では昼夜の長さが等しくなります。 しかし,実際には昼の方が夜よりも長く,日本付近では,年による差もありますが平均すれば昼が夜よりも約14分長いそう […]
2022年10月5日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina WEST COAST HISTORY WEST COAST HISTORY 【宇品別世界】 宇品島は,私が物心が付いた昭和40年代になっても「元宇品」ではなく,「向宇品」と呼称する人が大半でした。同じように島の西海岸は「別世界」と呼ばれていました。 「別世界」って何だろうと長く不思議に思っていました […]