2023年4月5日 / 最終更新日時 : 2023年4月10日 sanpo-motoujina コラム 宇品島の歳時記【卯月 桜満開】 今年の広島の開花宣言は3月19日でした。古くから日本人に愛されたサクラは、その変異しやすい特性から花見目的に多くの栽培品種が作り出されてきました。宇品島にも色々な品種のサクラが咲き、春の間を開花リレーしていきます。3 月 […]
2023年3月30日 / 最終更新日時 : 2023年3月31日 sanpo-motoujina コラム 花ボタンの散歩道 雨上がりの宇品山、時々どこからか風に乗って桜の花びらが降ってきます。私はヤブツバキの散歩道を歩いていました。 椿、椿、椿…それが途切れると、?、?、?何か白いものが散っている…これは何?そこらへん一帯にクリーム色の小さな […]
2023年3月25日 / 最終更新日時 : 2023年3月31日 sanpo-motoujina コラム ヤブツバキの散歩道 3月19日には広島で桜の開花が宣言されました。雨上がりの宇品山を訪れてみると、冬の森を彩ったヤブツバキが最後の盛りを迎えていました。元宇品の照葉樹林の代表種とも言えるヤブツバキの開花時期は冬から春にかけてです。 落ちてい […]
2023年3月20日 / 最終更新日時 : 2023年3月31日 sanpo-motoujina コラム そこにシダがあるから『オニヤブソテツ』 イギリスの著名な登山家であるジョージ・マロリーがニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで「なぜ、山にのぼるのか?」と問われて、「そこに、山があるからだ!」と答えたのは余りにも有名な話です。 私が、この夏にシダの勉強を始め […]
2023年3月15日 / 最終更新日時 : 2023年3月28日 sanpo-motoujina コラム 元宇品のニョロニョロ…コウガイビル フィンランドの作家であるトーベ・ヤンソンの著したムーミンのお話の中にニョロニョロという不思議な生き物が登場します。ニョロニョロは。白いつやつやした種から生まれてきます。夏まつりの前の晩に種を蒔くと、ニョロニョロたちが地面 […]
2023年3月10日 / 最終更新日時 : 2023年3月28日 sanpo-motoujina コラム 宇品島の歳時記【弥生】 3月に入ると青空に映えて美しかった梅の花が散り始めました。3月4日にはウグイスの初鳴きを聞きました。「梅にウグイス」と耳にすることも多いのですが,梅の木でよく見かけるのは蜜を吸いに集まってくるメジロです。残念ながらウグイ […]
2023年3月5日 / 最終更新日時 : 2023年3月5日 sanpo-motoujina コラム シキミとサカキ,そしてヒサカキ 私が仕事であるお宅を訪問した時のことです。玄関にシキミが活けてありました。めずらしいなと興味を持ったので活ける理由を尋ねてみたところ,「シキミが持つ独特な香りや毒気が邪気を払うため,周囲の空気が洗浄され良い気を家に取り入 […]
2023年2月25日 / 最終更新日時 : 2023年3月7日 sanpo-motoujina コラム 住𠮷神社と常夜灯 住𠮷神社と常夜灯宇品島では元禄(1700年頃)の頃より海上流通の業に本格的に取り組むようになってから,島の長老の間に住吉さんをお祀りしようとの話が持ち上がりました。それぞれ分に応じて浄財を寄進して享保2(1717)年に住 […]
2023年2月20日 / 最終更新日時 : 2023年2月20日 sanpo-motoujina コラム 木の洞(うろ)を覗いたら 森歩きの楽しさの一つは、日常とはかけ離れた異空間を歩く楽しさです。元宇品の森はクスノキやツブラジイ、カクレミノやクロキなどの広葉照葉樹が空を隠すように枝を広げ、昼間でも森の中は薄暗く、また木の根はぐにゃぐにゃと地表を這い […]
2023年2月15日 / 最終更新日時 : 2023年2月15日 sanpo-motoujina コラム 元宇品の光るキノコ 昨年より『変形菌』に興味を持ち、宇品島のあちらこちらをルーペで覗いています。変形菌の子実体を見つけたい一心で、小径や斜面の落ち葉や倒木を観察するようになりました。 落葉や小枝の上に小さな粒粒を見つけると、「おっ、子実体か […]